「メルサ」ビル 停電 ホテル「ほかへ」/映画館休館 点検中に感電3作業員けが
(http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/051009_2.htm)
駅前の駅ビルが昼間だというのに一角だけ真っ暗、エスカレータもエレベータもうごかない
職員が懐中電灯で細々と階段を照らすなか4階まで上がる不安
停電って怖いね
万博が終わってリニモはガラ空きです
駅の隅で歌う二人組
イタリア車ってやっぱかっこいい! 雨も滴る・・・ってやつですね
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2005/09/22
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村上春樹の短編「トニー滝谷」(「レキシントンの幽霊」に収録)の映像化で、
一言で言うと手の混んだ朗読劇。
原作にほぼ忠実に・スタイリッシュに映像化できている。
イッセー尾形のくっきりとした主人公キャラ / 孤独でストイックな自律人
洋服の精のようにかわいい宮沢りえ / 洋服を着るために生まれてきたひと、有能な主婦でもある
坂本龍一の美しい旋律 / 当然もの悲しい
西島秀俊の淡々としたナレーション / 語り部
生活描写ですら生活臭がしないという村上春樹的世界を忠実に再現
自立したときに孤独を感じるのではない。大切なひとを失ったときに孤独を感じるのだ
ムラカミハルキをもってしても拭えない日本文学特有の湿度が
主題の「孤独とはなにか」ということを、美しくも、もの悲しく控えめに提示している。
「さみしい」という言葉がとてもよく当てはまる。
そしてやがて忘却する感情 再びおとずれる孤独の奇妙な心地よさ
映画としては、あまりにも動きがなく(盛り上がりに欠ける)静かな緊張感が続くので
正直、ハルキストでないと耐えられないかもしれない。